月に一回、身体のメンテナンスをして頂いている治療院

早川長生館療院の早川先生が

Instagramで

おうちでできる自律神経のセルフケアについて書いていらしたので、許可頂いて掲載させて頂きます!

不安や考えることの多い毎日。

そんな時こそ、ゆっくりリラックスして眠りたいです。
私も蒸しタオルであっためてから休みます(^^)

 

 

以下、早川先生のInstagramより↓

 

 

 

蒸しタオルのすすめ
前回、自宅で簡単に出来る緊張感や疲れに対するケアをお伝えすると書きましたがそれは「蒸しタオル」です。

私を含め、皆さん多かれ少なかれこの緊急事態宣言下においてストレスに晒されています。ある人は眠れなくなったり、ある人は頭痛がしたり、症状としては様々ですが皆さん普段より首の緊張感が増しているのが触っていて良くわかります。

以前、自律神経について少し書きましたが今回はまた別の側面から触れていきますね。自律神経とは交感神経と副交感神経の二つからなっています。そしてこの二つは片方が活発になるともう一方は働きを弱める関係にあります。例えれば交感神経が「昼」で副交感神経が「夜」のようなものです。「昼」と「夜」が同時に来ることはありませんよね?
日中に仕事したり勉強したりする時は交感神経が優位になります。反対にリラックスして休んでいたり、夜眠る前は副交感神経が優位になって眠りに誘うよう働きます。
しかし緊張感が強過ぎたり多大なストレスがかかると交感神経優位のままで副交感神経が働きにくくなります。そうすると夜なかなか寝付けなかったり、寝てもすぐに目が覚めてしまったりと不眠の症状が出てきてしまいます。
ここまで来れば副交感神経優位にすれば良いと言うことはわかると思います。
しかし、どうやって?というのが問題です。自律神経は自分の意思ではコントロール出来ないのです。

そこで登場するのが蒸しタオルです。

ベッドや布団の上で仰向けで横になります。そして目を閉じてその上に蒸しタオルを置いて15分程休みます。やる事としてはこれだけです。簡単ですよね。

なぜ眼球を温めると副交感神経が優位になるのかというと、眼球の動きに関わる3つの神経のうちの1つが副交感神経があり、それを温めることによって副交感神経優位の状態になりやすくなるのです。

さらに蒸しタオルは目の疲れにも有効です。

現代人はスマホやTVやパソコンなどを見る時間が圧倒的に長いです。そして技術の進歩によりディスプレイは綺麗過ぎると言えるレベルまで来ています。しかし、綺麗なディスプレイからはかなり強い光が出ていてその負荷は全て目にかかります。目の疲れが蓄積されるのはもちろん、この刺激が交感神経を優位にしてしまいます。

目を閉じて蒸しタオルで温めることによって血流が良くなり目の周りの筋肉をリラックスさせ、さらには副交感神経優位にもしてくれます。

コロナウィルス蔓延によって人々は恐怖により緊張し、その情報を集める為にスマホなどを使って目にストレスを溜めます。

そんな時だからこそ、寝る前に蒸しタオルで副交感神経優位になってからぐっすり眠る事が大切だと私は思うのです。

蒸しタオルを作る際は濡らして絞ったタオルを電子レンジで500〜600Wで1分くらいを目安に温めてください。ジップロックに入れて温めて、そのまま目の上に乗せると蒸しタオルが冷えにくくて良いですよ。さらに厚手のタオルだと冷えにくいようです。